※今回のブログは結構長くなってしまったので、途中飽きてしまったりしたら、文章の最後の方に今回、1番伝えたい事が書いてありますので
そちらだけでもご覧になってもらえると嬉しいです
こんにちは!artの太田です。
いきなりですが「化学物質過敏症」というワードを聞いた事や、知ってたりはしますか?
ほとんどの方が聞いた事も無いとは思います、日本では2009年より厚生労働省が病名リストに登録したのでまだ最近になります。
難しいネーミングですが、ほぼアレルギーと同じように考えていただければ、いいのかと思いますが
合成香料とか食品添加物なども入ってきます。
国内の患者数は少し曖昧で発症されてる方もそうですが
軽度の方、疑いのある方も合わせると結構多くて東海大学医学部の調べになりますが
「人口の約 7.5%がいわゆる化学物質過敏症対象者であるとする大規模な疫学調査が近年報告されている 。ノースカロライナ大学のMeggs WJ らの米国における調査 によれば、アレルギー患者は本邦とほぼ同様人口の約 35%、いわゆる化学物質過敏症は約 14%と報告している。」
↑平成 27 年度環境中の微量な化学物質による 健康影響に関する調査研究業務 報告書より
日本でも自覚してない予備軍の方も含めるとかなりの人数がいるそうです。
更に私たちを取り巻く環境としても
「今日、推計で5万種以上の化学物質が流通し、また、わが国において工業用途として届け出られるものだけでも毎年300物質程度の新たな化学物質が市場に投入されています。化学物質の開発・普及は20世紀に入って急速に進んだものであることから、人類や生態系にとって、それらの化学物質に長期間暴露されるという状況は、歴史上、初めて生じているものです」(2003年版『環境白書』より)。
少し長い説明になってしまいましたが
生活環境の変化により、私たちの体は日々何らかの見えないアレルギー物質に攻撃をうけてる事になります。
僕の感覚ですが近年、アレルギーの代表格の花粉症もそうですが
それ以外のアレルギーも発症される方が増えてるように思います!
そして今回お伝えしたい事は、「化学物質を摂取してはいけません!」とかではないです。
その方の個体差もあるので、化学物質過敏症にならない方法とかでもないのですが
だからと言って食べ物や触れる物だけではなく香りや空気中の物質に対して
全く気にしなかったり、何も気をつけないでいると
10年20年もしくはそれ以降に化学物質過敏症になるとかだけではなく別の面でも体に変化が出てくるかもしれません。
怖がらせるつもりで言ってる訳ではないのですが、アレルギー体質になりやすい、免疫力の低下、
もちろん「生活の全てから化学物質を」みたいにするには現代社会で生きてくのは難しいので
普段から少し気をつけるを短期的ではなく持続的に続けていく事を推奨します!
普段のちょっとした事や、美容師ですのでヘアカラーやケア用品に含まれる刺激の強い(悪くいうと毒性やアレルギーになりやすい成分)を避けていくのが良いのかなと思います。
※医者でもないただのアレルギーに少し詳しい美容師ってだけですが(笑)
実際アレルギーというと
・花粉症
・食物アレルギー
・化粧品アレルギー
・ヘアカラーアレルギー
・金属アレルギー
※柔軟剤や香水、タバコの匂いが駄目な方は化学物質過敏症の疑いもあり、ヘアカラーアレルギーや化粧品アレルギーもそれに該当します。
大体アレルギーお持ちの方は、1つだけでなく2個以上ある方が多く、1つの方も発症リスクが高くなります。
アレルギーが無い方でも気をつけるに越した事はないと思います!
↑の図の感じは、よく花粉症などの説明に「バケツに水」みたいな感じで使われますが
化学物質過敏症は大きい風呂釜に色々な化学物質が入っていきます。
毒性の強い物質やアレルギー性が高い物質はハンマーの部分で、また免疫力によって排水口から排出もされてます!
1つのアレルギーになると他のも併発しやすいのも図を見ると分かりやすいです。
美容師である僕が勧めるのは、これ脱毛に悩んでる方への対策の時に話した事とほぼ一緒なんですが
・食生活
・軽い運動
・頭皮や肌のケア
※それに毒性、アレルギー性が強い物質の物を控える
1つ1つが重要ですが詳しくは、別の機会にして美容師として頭皮、肌のケアから説明します!
食生活と軽い運動も頭皮、肌の改善と繋がってます、それだけでなく頭皮、肌のバリア機能を壊さないようなケアも必要になり
そこで当店ではシャンプーなどもこだわってます
種類も色々とありますがユフォラは特にオススメです!
ユフォラはアメリカのオーガニック基準をクリアし認定されたほぼ100%(オーガニックなので腐らないように防腐剤が少しだけ入ってます)のオーガニックシャンプーやケア用品のメーカーになります。
なぜアメリカのメーカーかといいますと日本のオーガニック基準は低くて
国内のメーカーのオーガニックシャンプーとかは告訴大国であるアメリカの基準をクリアできるのは難しいのです。
↓詳しくは以前に僕が書いたユフォラの記事で
シャンプーは毎日のものなので、是非良いものを!
たまに湯シャンや石鹸シャンプー、重曹シャンプーに関しても質問をうける事もあります!
自分の経験した体験談で語ると、もちろんメリットとデメリットがあり
複数のアレルギー持ち、超敏感肌、化学物質過敏症の方には湯シャン、石鹸、重曹シャンプーは合うのかもしれませんが
髪のゴワツキやヘアカラーの褪色など、普段使いの良さを考えると、バランス的にユフォラの方が良いと僕は思います。
月1回とか染めるヘアカラーも毒性やアレルギー性が強い物質よりも頭皮や髪に優しいものを!
当店では
・全く酸化染料が入ってないヘアカラー
・ヴィーガン、ハラール認定ヘアカラー
・パラフェニレンジアミンが入ってないヘアカラー
・白髪抑制カラー(ヘアカラーに含まれる白髪を促進してしまうフリーラジカルが起きないカラー)
・ハーブカラー
なんとなく最後、お店の宣伝みたいになってしまいましたが、、、
髪や頭皮を考えて、本当に良いと思うものを使っているのでどうしてもオススメしてしまいます(笑)
ヘアカラーもバランスが大事で仕上がりや色持ちも重要になり
髪のツヤや頭皮へのダメージなども考え、ご希望やお悩みに合わせた施術が出来るように、ヘアカラーの種類を用意してます。
もちろんカラー剤のみでなく技術と知識、経験も大事になりそちらもご用意してます!
シャンプーなどのケア商品は毎日の蓄積ですし、ヘアカラ-はアレルギーリスクを伴うものです。
なので髪もそうですが、頭皮や肌の為にも良い物を。(アレルギー、刺激が少ない物)
健康、花粉症、アレルギーの防止や緩和の為にも普段から日常生活で少し意識してあげる。
最近は健康意識が高い方が本当に増えてます、ただ健康だけでなく「綺麗に健康」に若々しく綺麗を意識されてる方が多いです。
全てを変えるのは難しいことですので、僕も少しずつは気をつけるようにしてます(本当に少しですが笑)
そして今回お伝えしたかったのは
・化学物質過敏症などのアレルギーになる方が増えてる事と
・アレルギーリスクになる化学物質も年々増えてる事
コロナの関係でストレス、運動不足など他にも色々な要因はありますが
化学物質の数と共にアレルギーの方も増えているので
これから更にアレルギーになりやすい環境になりそうです。
少しでも意識してアレルギーリスクを減らしてあげる事が大事かなと思います。